結果と現状

3年ほど経って、ブログとか言うものに何かを書いていた事を思い出しました。
恥ずかしくもあり、懐かしくもあります。


誰も最早見ていないでしょうが、廃墟になったこの場所に、一応結果報告を。
動機が完全に消失してしまったので、最後の記事を書いて1ヶ月もしないうちに私は再受験を断念しました。
動機が消えた直接の理由は、その動機を支えていた人との関係が死んだからです。(遠回しですがお察し下さい)
その後は、鬱々としながら家の手伝いを1週間か2週間に1度ほど手伝いつつ、オンラインゲームに興じる毎日が続きました。
病院では抑うつ状態と言われ、治療を勧められました。しかし私は病院に通うことはありませんでした。
悲しみや自分への憎悪がどうしようもなく、憂鬱や激しい感情のうねりに苦しむこと2年。
長いようで短かった。終わってみればあっという間でした。
オンラインゲームにも飽きて、苦しむことにも飽きて、実家から再び出て行くことに決めました。
廃人生活を心配していた両親の支援も有り、フランスへ一人旅することができたのも、大きな後押しになりました。


昨年の夏に上京して、ひとり暮らしを再開し、就職活動(名目上は転職になる)を行い、何とか就職先を見つけることが出来、昨年末頃から働いております。
昔描いていたような未来とは程遠いものになってしまいましたが、何とか形だけでも”戻ってこれた”という気はしています。
とはいえ、大学在学時に東京で培った人間関係の7割位はもう死んでしまったようです。まあ仕方ない。
内定を辞退してまでぶち上げた目標を、あっさり捨ててしまう辺り、信頼性を損ねる行為でしか無いわけで。
殆ど音信不通でしたし…
残りの3割の方は今でも変わらず相手をしてくれるので本当にありがたいです。
残ったものを大事にしながら、新しく根を張らせていこうと思っています。


どんな仕事をしているかというと、まあ言ってみればIT土方
何か新しいことを始めたかったので、ダメ元で入ってみました。
割りと、楽しいです。土方でも設計から入れるという、業界ではマシな方の立場にあるようです。


あっさりとこうして普通の社会人ぶった生活ができているのを、サークルの先輩から「ズルい」と言われました。
確かにズルいかもしれませんが、私の生活はハッキリ言ってワープア水準です。
果たしてこれは良い生活なのかどうか。そんなにズルいと言われるほど賢い選択だったのかもわからない。
分相応というところではないでしょうか。
これからどうやって改善していくかというのが現在の課題です。
何年も「無駄」な時間を過ごしてきた人間がどこまで這い上がれるのか。
生暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。それでは、また。