cigar as a

as a の後に、「節目」を入れようとして節目に相応しい英語を探したけど見当たらない。
なので何も入れない事にした。

cohiba mini という最高級のキューバ葉巻...の一番安いやつと、panterというオランダ産のバニラ味の葉巻を吸った。
cohibaは上品なものに良くある、癖の無さが特徴的。
panterはバニラ味が強くて、本当のところはどうなんだろ、と言う感じ。でも国産煙草よりは美味しい。
価格はcohiba \1,450(10本入) panter \400(5本入)。

葉巻は煙草と比べて可燃性が低く、定期的に吸わないと火が消えてしまう。
品質上煙草と比べて持続性が高い。灰が中々落ちず、これがラジエータとして上手い具合に機能している。
油断してずっとくゆらしていたら膝元に灰の固まりが落ちた。
灰はきめ細やかで、さらさらとしていた。これも特徴的なことか。

今日は下北沢の喫茶店で回想にふけって記憶を整理していた。
最近はこの店に毎週のように通っていて、数時間居座っている。
ここに居るだけでくつろげるので、大変助かっている。
休日の夕方、店内が混んでしばらくして、店を追い出されてしまった。
少し悲しかったが、良い機会だと思って界隈の雑貨屋等を見て回った。
下北沢は歩くだけで楽しい。オリジナリティのある小さくて良い店が、街中にぎっしり詰まっている。

ぶらぶらして暗くなってきたので、さて帰ろうと思って駅に向かうが、駅前のタバコ屋にふらっと入る。そこでほぼ衝動買い。

私がケムリを吸うのは、気分転換という名分が存在する時だ。
頭脳を過剰に使う仕事をする時か、人間関係で嫌な思いをしたとき。
今回は後者。
輸入物は前から試してみたいと思っていたこともあり、良い口実だったのかもしれない。
特にくよくよしている事はないどころか、一晩寝たらスッキリしている。
そういうのは瞑想やセルフロゴセラピーで十分解決可能な程に成長したので。

煙とともに、嫌なものを吐き出す。活性化しすぎた細胞の一部を殺す。
そんなイメージと、感覚。
半年に一度くらいしか起きないことなので、たまには良い贅沢かなと思っている。
香りが上品で良い心地。

最も良いのは、いやな事が起きない事だ。そう思いながらも不幸にちょっとだけ礼を言う。
煙草は煙草それ自体で嗜まれることが望ましい。だって嗜好品だし。